「家族と過ごす家じかん NO.2」エイ出版社
ご家庭で楽しめるパスタの作り方、レシピを掲載して頂きました。
2006年1月のアーカイブ
フィレンツエのとある台所より。
今日は雪が降るかも、、、という寒い1日でした。
いつもパスタだと思うから、、、って気をつかってもらって連日、パスタ以外のものを作ってくれるマンマ。
今日はAcqua cottaというマレンマ地方の料理。
たくさんの冬野菜と卵に浸したパンを水だけでコトコト煮込んだもの。
仕上げにパルミジャーノを散らして出来上がり。
素朴で温かい一皿でした。
午前中、釜で焼いたスキアッチャータとピッツアを買ってきて食べてしまった私たち。それを見たマンマは「自分の手料理よりもパンでお腹いっぱいになってし まうじゃない」とご機嫌斜めになってしまいました。その気持ち、分かるんだけど、、、、久しぶりにイタリアのパンを目にしたら我慢できなくて。
食前にご機嫌斜めになってしまったマンマは今日は1皿しかお昼ゴハンを作ってくれませんでした。反省する私たち。
お詫びにマンマの好物のおやつを作りました。
お米と牛乳をコトコト煮てころころ丸めて油で揚げるお菓子「フリッテッレ」
お米のドーナツとでもいいましょうか。
そしてクレームカラメル。
明後日お嫁に行く大切な人のためにも、と思い、彼女の大好きなクレームカラメルを焼きました。
ちょっとうたた寝をしていた隙に、、、、
焦がしてしまいました。
「クレームブリュレ!」とマンマはうれしそうな顔。
本当は違うのですが、そういうことにしておきました。
甘い香りのするフィレンツエの台所で、ぼんやりする時間がとても好き。
帰りたくなくなってしまいそうです。
イタリアに着いてからの2日間、 道具の仕入れに行って来ました。
今回は職人さんの一人に会って話をする機会が持てました。
この私が好きなシリーズは、持ち手を作る職人さん、真鍮部分の職人さんが共同で製造している「artigianale=手作り」の道具たち。
「手作りのものには「ブランド名」をつけない」、だからこの道具には名前がありません。
「手作りだからひとつひとつ顔がある」、だからこの道具には味があります。
職人さんのひと言ひと言が私の心に響いて「全部欲しい!」と思ってしまいました。
手にした道具たちの重みは、職人さんたちの心がつまっている、そんな気がしてきました。
今回は色々なパスタカッターをそろえました。
1本タイプ、2本くっついているタイプ(写真中央)、4本くっついているタイプ(写真下)など。
早く日本で皆さんにもお見せしたいです。
久しぶりのフィレンツエはとっても、居心地がいいです。
今日はフィレンツエのオステリアでお昼ごはん。
手打ちのピチを頂きました。
そしてビステッカ・フィオレンティーナも。
どうしても食べさせたいから!ってマンマが注文してくれたのですが、生パスタでお腹いっぱいになってしまったため、苦しみました。
目の前で牛肉の塊を無心に食べているイタリア人たちをみて、「ああ、この人たちは肉食動物だ。」と自分との違いを感じてしまいました。
驚いたことに、一緒に居た97歳のおじいちゃんもビステッカを完食!
だからこんなに長生きできるのかも、、、と久しぶりに目が飛び出すほど驚きました。
「ビステッカをおなかいっぱい食べられるって幸せだ。」
おじいちゃんの一言は、さすが97歳!
久しぶりのイタリア、私がこの7ヶ月で忘れてしまった大切なことをひとつひとつ思い出しています。
家族で囲む食卓の温もり。家族という存在。
人と人を結びつける基礎は食事にあるんだなあ、とそんなことを感じています。
お教室をしていく上で、今感じている気持ちを大事にしたいと思いました。
エイ 出版社さんより発売されました「リアル デザイン NO.1」にて掲載して頂けました。
今回は 「パスタのかたち」 の話です。
よろしかったらご覧下さい。
昨夜、フィレンツエに到着。
飛行機に乗って初めて「死を感じた」というのが感想。
強風で私たちが乗っていた小さな小さな飛行機はすごい揺れ。
男性客ばかりだったので叫び声は「キャー」ではなく「アウッ」という類いの声。
機内アナウンスで「満席ではなかったために、助かりました」と。
とにかく助かりまして、無事にフィレンツエに着きました。
迎えに来てくれたマンマが言った、「いつもと変わらないフィレンツエでしょ」と。
その言葉がすごくいいなあと思えた。
いつもと変わらないでいるってことがとっても価値のあることに思えた。
家について恒例のお土産交換。
私は、この写真のパスタカッターを頂きました。
これ、骨でできているそうで、、、
アンティークのものを探して来てくれたとのこと。
どんな宝石よりも輝いて見えた!
久しぶりにゆっくり寝て、起きて、温かい時間。
そんなイタリア旅の始まりです。
(早速、パスタ道具の仕入れ先から電話が、、、!いってきます)
イタリアへ、いってまいります。
約8ヶ月ぶり。
出発前の電話でマンマに、「何が食べたい?」と質問され「あれも、これも、、、」とお願いをしました。
マンマのパスタ!
ポレンタ!
豆のスープ!
そして、12月の残り?のパネットーネ!
1週間という短い間にどれだけ胃袋に詰め込めるか、楽しみです。
結婚式にも参列する予定なので、ますます食べられそう。
というわけで、食べるために、イタリアへ行ってまいります。
買ったばかりのカメラで、いい写真が撮れたら、、、ご報告したいと思います。
2月後半のメニューは「じゃがいものニョッキとチェリートマトソース」です。
定番のじゃがいものニョッキを手作りします。
市販品もよく見かけますが、やっぱりニョッキは手作りしたほうが断然おいしい。
粉の配合をかえて、自分だけの好みのかたさに変えられるし、
大きさも小さめ、大きめなど食べる相手に合わせて作ることができる。
ここ数日は子供さん用のニョッキをご注文くださった方が続いていて私は小さめのニョッキ作りに性を出しておりました。
小さめってなんだかかわいい。
どうしても自分一人でこの楽しさを味わっていることができなくて、お教室にいらっしゃった生徒さんにお見せして(無理矢理!?)「かわいい。」と言って頂いたりして、、、
実は私はニョッキ作りがとっても好きです。
手を動かしていると嫌なことも忘れられる気がするし、腹が立ったときも、ニョッキを転がしているうちに気持ちが落ち着いてくる。
気持ちがどんどん落ち着いた頃、それを食べる。
その頃には心も晴れて元気がでる。
2月はニョッキでみなさんの心が元気になって頂けるように、
私も、もっともっと色々な部分でレッスン内容を改善していけたらと思っています。
よろしくお願い致します!
新しい道具が届きました
パスタのこと へ投稿: 2006.01.10 | コメントは受け付けていません。
イタリアからずっと待っていた道具が届きました。
開けてみたら、やっぱり素敵でした!
見ているだけでかわいくて、今日はずっと箱を広げて道具を眺めていました。
とくに写真の、このセッテチェントというパスタカッター。
とても良いデザインです。
真鍮が届くのを待っているから、、、となかなか注文を受け付けてもらえなかったパスタ道具たち。まだ作り立ての艶が、道具に残っていました。
そしてピザカッターなども入荷しました。
こちらは持ち手の木の部分がまだ白い!です。
新しいものを使い込んで自分色に染めていく。
そんなことが可能な道具たちです。
「作るのに時間がかかるから、、、」と注文数の半分も受け付けてもらえなかったので在庫数も限られています。
運んで来てくれた配達員の方に頭をさげたい思いでした。
1月のパスタ教室メニュー
パスタ教室 へ投稿: 2006.01.05 | コメントは受け付けていません。
1月のパスタ教室のご案内です。
1月は1ヶ月1メニューです。
今日から22日(日)まで開講します。
メニューはトスカーナ州マレンマ地方の郷土料理、「マレンマ風トルテッリ」
ほうれん草がベースの詰め物を手打パスタ生地で包みます。
コトコトパスタ教室では始めてのラヴイオリ系パスタです。
12月後半のカネロニに詰めたものとは似ているようで少し違う、地域の味の差を味わって頂けるかと思います。
これは親戚のマレンマに住むマンマが教えてくれた料理です。
とっても明るくて、強そうな雰囲気(化粧も、、、)でしたが、
40代でご主人を亡くして10年以上過ぎたのに、
その淋しさから逃れられずにいる心の繊細な女性でした。
大きな家と大きなテーブル。
「3人が2人になっただけなのに、家の中が空っぽになったようだし、来客も減ってしまった。
お客様をもてなすこともなくなってしまったから、料理もしなくなった。
パスタも作らなくなってしまった、こうしていると思い出すから。」
そんな話をしながら、涙するマンマに教わったパスタ作り。
長い長い麺棒で生地を伸ばすときになる「カランカラン」という音。
その音を久しぶりに聞いたと一人娘もまた、泣いていました。
「さあ、今日は久しぶりにテーブルいっぱいにお皿を並べて食べましょう」と
親戚を呼び集めて皆で食べたマレンマ風トルテッリ。
あの日を思い出しながらレッスンをしたいと思っています。
テーブルいっぱいにお皿を並べてご試食をして頂きたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしています。
あけましておめでとうございます
パスタのこと へ投稿: 2006.01.01 | コメントは受け付けていません。
あけましておめでとうございます。昨年は、このブログを通して、多くの方に出会うことができました。
あたたかい言葉をくださった皆様、ありがとうございました。
コトコトパスタを始めて半年、皆様のおかげで新しい年を迎える事が出来ました。
この1年、更なる飛躍を願ってやって参りたいと思います。
今年もまた、コトコトパスタをどうぞよろしくお願い致します。
1月1日より、パスタ道具のHPでの販売を始めました。
大量生産ではないため、数に限りがございます。
ご了承くださいませ。
