姑(マンマロッサーナ)の「おいしい家庭料理のレシピ」と舅(バッボマルコ)が案内する「おいしいフィレンツェの歩き方」が1冊の本になりました。フィレンツェの実家で行われた撮影風景、マンマの故郷の写真など記憶としてずっと大事に残したい私たち家族の1冊です。是非、ご覧下さい。
「トスカーナのおいしい生活―マンマと琴美のイタリアン・クッキング」
価格1,890円(税込)
発行/アップオン 販売/主婦の友社
お買い求めは主婦の友社ホームページ http://www.shufunotomo.co.jp
または Amazon.co.jp、全国の書店でお買い求めできます。
‘イタリア’ カテゴリーのアーカイブ
イタリアのおばあちゃん、ノンナロッサーナに教えてもらった離乳食レシピ。
お米の粉を使うとあって、日本にもあるけれど、同じかどうか不安だったのでイタリアから送ってもらいました。空けてみると、私のイメージしていた米粉よりも粒子があらく、さらさらしている感じ。
早速、試してみることに。じゃがいも、にんじん、ズッキーニなどの野菜を水とともに煮込んでだしをとること1時間半。それを漉して、この米粉をスプーン1杯加えて・・・仕上げに、パルミジャーノチーズとオリーブオイル(でも今日はこれはドキドキして見合わせ)。
味見すると、、、おいしーーーい。
塩を入れなくても、野菜の味がじわ〜〜〜っとして。
あまり食らいついてこない十倍粥に対して、こんなに食べさせていいのかな?ってほど欲しがる欲しがる。薄味に慣れさせないといけないし、まずは和食からと伺って日本バージョンばかりだったけれど、このレシピはパルミジャーノを入れなければ塩も入らないし、薄味という点ではとても良いのでは?と思いまいた。
煮込んだ野菜は、フードプロセッサーにかけて私たち大人のスープにしました。こちらはパルミジャーノとオリーブオイルをたらして。それが、びっくりするくらいおいしくて!毎日、この離乳食作りたいと思ってしまうほど。手間いらずだけど、時間をかけて作ったものが自分たちのご飯にもなるっていいなあ。
ありがとう、ノンナロッサーナ。はじめて家族三人、同じものを食べられたよ。
コトコト通信更新をするまでにずいぶん、時間が空いてしまいました。気がつけばもうすぐ2008年に。
実はこの記事をupすることなく、レッスンをお休みすることになってしまいました。ご迷惑、ご心配をおかけし、誠に申し 訳ありませんでした。皆さまの温かいお心遣いのおかげで、なんとか持ちこたえています。おかげさまで少し落ち着いてきたので、よろしかったら書きっぱなし になっていた私の12月の思い出を読んでください。
「12月は仕事を休んで帰ってきなさい。」
イ タリアにいた頃、マンマに言われて私はフィレンツエの実家に戻ったことがあります。そこで待っていたのは「マンマ・マスター」というお料理教室。マンマ・ ロッサーナが家族のために30年以上作り続けてきた料理をマスターするというのが最大のテーマでした。「嫁と姑という関係になる前に伝えたいことがあ る。」と手渡された用紙には12月のレッスン予定表がずらり。しかも試験日まで決まっており、私はまさに手に汗握る日々でした。
そんな数々の料理の中で、一番伝えたいとマンマが言った料理。それがラザーニャでした。
生地の配合。ラグーの作り方。組み立て方。ひとつひとつマンマのルールがあり、それを知るたびに私は「マンマの家庭料理」にどんどん魅せられていきまし た。きっと家族は迷惑だったと思いますが、ふたりで毎日毎日、ラザーニャを山のように作りました。そして無事にラザーニャ試験に合格したとき、マンマが 言ってくれました。「これで安心して日本へ息子を送り出せる。」と。
「食 べることは、conviviumでしょう!」これがマンマの口癖でした。conviviumは「ともに暮らす」という意味。高級レストランのような食事は 必要ない。飾らない姿で、家族のために愛情をこめて料理をすることが大切と教えてくれたマンマの料理は、いつも家族が原点だった。そしてそれは、今まで 習ったどんなイタリア料理より、素朴でおいしかった。あのときから、コトコトパスタは始まった気がします。家族が原点のイタリア料理を日本でも作り続けた い、という気持ちに突き動かされて、今日の今日まで過ごしてきました。
イタリアにいると、私のアンテナはいつもより高くなるようです。
いろいろと、意欲がでてきました。
この気持ちを日々、維持できる自分でありたいと思います。
クロセッティの次に向かったのは近所のレストラン。営業時間の合間に無理いってパスタ教室を開いてもらいました。教えてくれたのは優しい料理人マルコーネさん。「にんに く、マジョラムがなかったらVerse Ligure地方の料理は完成しない」とはマルコーネさんの言葉。Verse Ligureの象徴的な3つのペーストとクロセッティを含む3つのパスタを教えてもらいました。代々続くレストランだけにアンティークのクロセッティが厨 房にごろごろ。現役のものは木箱にしまってあり(写真左)、それが素敵だったので私も日本で木箱にしまおうと思いました。ちなみにできあがった大量のソー スとパスタはお土産に頂き、後日マンマの胃袋におさまりました。
先週ついに、リグーリア州へ行ってきました。トスカーナから車で2時間半。着いたのはVerse Ligureという町。ここは2月に上級コースのレッスンで行う「クロセッティ」というパスタ発祥の地。ここで元銀行員だったおじいさんに、コトコトパス タオリジナルクロセッティを作ってもらいました。本当は30個注文したのですが、「同じ模様は飽きるから嫌」という理由で断られ、5個のみ作ってもらいま した。日本語を掘るのは初めてということでちゃんと出来るかなと心配していましたが仕上がりは文句なしの出来映え!ついでに作業風景を見せてもらいまし た。私もこの道具職人になりたい!と申し出たところ、この作業は力がいるので女性には向かないとのこと。しかも手作業のため年間150個ほどしか製作でき ないとのことで「日本であまり宣伝しないように」と釘をさされました。でも本当にかわいいのでいくつか持って帰ります。
半年ぶりにイタリアへやってきました。
トスカーナのマンマのもとで、相変わらずマンマ・マスター(題して毎日の料理を教わる講座)を受けながら日々を過ごしています。(写真左)はそのひとつ、サフラン入りの小さなパスタです。
イタリアで吸収していることを少しでもコトコトパスタ教室でお伝えできたらと思っています。7月のレッスンにお会いできることを楽しみにしています。
コトコトニュースです。
イタリアの新聞レプブリカ紙等にコトコトパスタ教室のことを掲載して頂きました。
コトコトパスタ教室で皆さんにお味見いただいた「カルペネ マルヴォルティ」社のプロセッコ。
今回はそれに関連してコトコトパスタ教室をイタリア人向けに紹介して頂きました。
詳細はイタリア語になってしまうのですがご興味のある方がご覧ください。
dada.net
cucina e cantina
気がつけば12月。
今日から上級コースがはじまります。
ぐつぐつ温かいポレンタは、ふたつの食べ方で味わって頂こうと思っています。
あったかいままソースとともに。
そしてオリーブオイルでからっと揚げておつまみに。
もうひとつパスタはガルガネッリです。
なんとも愛らしい形だろうかと夜中にひとりでにやり。
この道具を探して街を回ったときが懐かしい。
ちょっと思い入れの深いパスタです。
コトコトパスタへ足を運んで下さる皆様に感謝をしながら
毎日を転ばずに乗り切りたいです。
(今朝、何年かぶりに転んだもので、、、)
イタリアから帰ってきて1週間が経ちました。
イタリアで一番感じたことは手作業、手仕事の魅力でした。
写真はテーブルクロス。
上がわたし。
下がマンマ ロッサーナ作。
ミシンを一切使わずに作る手縫いの技法。
やっぱり、便利な時代だけれど
こうやって手仕事に時間を費やせるって幸せだと思うのです。
パスタもおんなじで
手でこねて、手で作るパスタが一番、おいしい気がします。
手を使って今月もおいしいパスタを作りましょう。
おいしい記憶が冷めないうちに。
マンマにイタリア料理を教えてもらうこと。
これがコトコトパスタの原点。
私が知りたいのは有名レストランの味ではない。
うちのマンマの作る味。
これが何より、おいしいんだなあ。
おいしかった記憶はなかなか冷めない。
