道具の仕入れ

イタリアに着いてからの2日間、 道具の仕入れに行って来ました。
今回は職人さんの一人に会って話をする機会が持てました。
この私が好きなシリーズは、持ち手を作る職人さん、真鍮部分の職人さんが共同で製造している「artigianale=手作り」の道具たち。

「手作りのものには「ブランド名」をつけない」、だからこの道具には名前がありません。
「手作りだからひとつひとつ顔がある」、だからこの道具には味があります。

職人さんのひと言ひと言が私の心に響いて「全部欲しい!」と思ってしまいました。
手にした道具たちの重みは、職人さんたちの心がつまっている、そんな気がしてきました。
今回は色々なパスタカッターをそろえました。
1本タイプ、2本くっついているタイプ(写真中央)、4本くっついているタイプ(写真下)など。
早く日本で皆さんにもお見せしたいです。

久しぶりのフィレンツエはとっても、居心地がいいです。
今日はフィレンツエのオステリアでお昼ごはん。
手打ちのピチを頂きました。
そしてビステッカ・フィオレンティーナも。
どうしても食べさせたいから!ってマンマが注文してくれたのですが、生パスタでお腹いっぱいになってしまったため、苦しみました。
目の前で牛肉の塊を無心に食べているイタリア人たちをみて、「ああ、この人たちは肉食動物だ。」と自分との違いを感じてしまいました。

驚いたことに、一緒に居た97歳のおじいちゃんもビステッカを完食!
だからこんなに長生きできるのかも、、、と久しぶりに目が飛び出すほど驚きました。
「ビステッカをおなかいっぱい食べられるって幸せだ。」
おじいちゃんの一言は、さすが97歳!
久しぶりのイタリア、私がこの7ヶ月で忘れてしまった大切なことをひとつひとつ思い出しています。
家族で囲む食卓の温もり。家族という存在。
人と人を結びつける基礎は食事にあるんだなあ、とそんなことを感じています。
お教室をしていく上で、今感じている気持ちを大事にしたいと思いました。