おいしい1年でした。

dsc088902008年もあとわずか。今年の私は今まで以上に、人の手に支えられた1年でした。出産という場面で、子供との暮らしの中で、パスタ教室で。限られた時間の中で手を差し伸べて下さった皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

「食は、生きるためにあるんだなあ。」これが今年、一番感じたこと。(今日で11ヶ月となった)娘を見ていて感じたこと。いつの間にか私の中で欲望を満たすためのものになりつつあった「食べること」。確かにそれもひとつの役割なんだと思うけれど、本当の始まりはいのちを育むための行為なんだなあって。母乳を飲んでいた娘が、ごはんつぶを食べられるようになって、パスタも食べられるようになって、小さかった体がちょっとずつ大きくなって。その姿を見る度に、改めて食べることの大切さを思う。

ああ、今年もおいしい1年でした。

いろんなことをしみじみ思い返しながら・・・今日は栗を焼き、食べておりました。皆さま、よいお年を。

<<追伸 新刊本トスカーナのおいしい生活 買って下さった皆さま、どうもありがとうございました!

オリーブオイル2008

dsc_6342イタリアのお義父さんからの贈り物。それが、2008年のオリーブオイル。日本に住んでいると初物のオイルは、買えないことはないけれどちょっと高い。我が家は夫の遣う量が半端じゃなく多いので、なかなか手が出せない。だから2008年もの、こんな時期になってしまいました。でも手にするだけで幸せな気持ちになる。今年は、ちょっと素敵な形のものを送ってくれたのでますます嬉しくて開けられない・・・

早く味見しようとせかされつつも、大事に展示中の我が家のオリーブオイル2008。ちなみにこのごろ、娘にオイルを与えたときの表情が面白くて楽しんでいる。苦い、辛い、普通などその顔を見るだけでオイルの味が分かるから。すごいなあ、赤ちゃんの味覚。とにかく今年中には娘とともに味わいたいと思います。

嫁入り道具を日本へ

maremma新刊本、「トスカーナのおいしい生活」を見て下さったみなさま、どうもありがとうございました。その中の1ページには、マンマロッサーナの大事な嫁入り道具が含まれています。

それがこのお皿。マンマが結婚するときに嫁入り道具として1式持たされたもの。そのお皿に合わせて、おばあちゃんが手刺繍で同じ模様のテーブルクロスを作ってくれたのだそう。もう割れてしまってお皿はたくさんないけれど、100枚のリネン同様、まだ残っている嫁入り道具。フィレンツェに帰省すると、私たちもこの食器シリーズで食事をする。だからこの模様をみると、なつかしい、ほっとする、そんな気持ちになる。あるとき、その大事な大事なものを、マンマが私にくれるといった。私は日本まで持って来れそうにないと思い、遠慮した。でも、こうやって本の中の1ページとして日本へ持ち帰れたことを私はひそかに嬉しく思っている。

追伸)今回の本の料理は全て、マンマロッサーナが作りました。私は教室でマンマの味を皆さんに伝えたいと思っていますが、これがまさに本物です!本物を見てくださいね。

写真提供/アップオン

マンマロッサーナとの新しい本ができました!

トスカーナのおいしい生活
トスカーナのおいしい生活

姑(マンマロッサーナ)の「おいしい家庭料理のレシピ」と舅(バッボマルコ)が案内する「おいしいフィレンツェの歩き方」が1冊の本になりました。フィレンツェの実家で行われた撮影風景、マンマの故郷の写真など記憶としてずっと大事に残したい私たち家族の1冊です。是非、ご覧下さい。

「トスカーナのおいしい生活―マンマと琴美のイタリアン・クッキング」
価格1,890円(税込)
発行/アップオン 販売/主婦の友社
お買い求めは主婦の友社ホームページ http://www.shufunotomo.co.jp
または Amazon.co.jp、全国の書店でお買い求めできます。

2月募集中!

dsc_6079昨日より、2月のパスタ教室の募集を開始しました。2月は、ラヴィオリとイカ墨の麺とマイナーなスープ用パスタの3種です。ご参加頂ける方はHPよりお申し込みください。

もう2月!と思われるのにお申し込みをして下さる方々に、そして12月1月もお申し込みをして下さった方々に、心からありがたく感じているこのごろです。

出産後、再開にあたってずっとあった不安な気持ち。それをパスタ教室に来て下さった皆様に助けて頂きました。おかげさまで娘とともに続けることができました。(本日体重を量ったらちょうど10キロになった我が子。大きくなったものです。)

今年最後のレッスン募集開始にあたって、言わなくてはと思ったひと言を。今年の私はこの言葉に尽きますが・・・

「助けて下さってありがとうございました。」

2月もどうぞよろしくお願い致します。

カンネッローニ

dsc_59531現在、コトコトパスタではカンネッローニを皆さんと作っています。手間のかかるこのパスタ。でも優しい味とかわいい色合いが私は好きで、毎朝、あ〜このパスタいいなあと思っていたり。お義母さんは、気合いが入ったときにだけ作るそうだけれど、私にとっては12月が気分なんです。

昨日、うどん屋さんへ行ってはじめて娘に“うどん”を食べさせた私。予想以上にたくさん食べてくれ、小麦好きな子どもになりそうな予感。少しずつだけれど、自分たちと一緒の物が食べられるって嬉しい。(←実は逆もあって娘にすまん〜と思いつつ、このごろ私たち夫婦は赤ちゃん用のパスタにはまっている。スープにザザーっと加えるとすぐに茹でられるし、何かと便利でおいしいもので。子どもより栄養ついてそうで怖いけれど)

何はともあれ、わくわくカンネッローニ。明日も続きます!

12月の引き出しから

dsc_592512月になったら出さなくちゃ!としまっておいたもの。きっと皆さんのお宅も同じだと思う。私が今年楽しみにしていたのは、これ。2008マンマ作のテーブルクロス。ちゃんとパスタ教室用に1人用を作ってくれた。「クリスマス用を作って。」とお願いしたらイメージとは違ってちょっと「しぶーーい」感じの仕上がりだったけれど(笑)いいんです、マンマの心がこもっているから。明日から始まるパスタ教室で使いたいと思います。

12月は焼き物パスタ三昧です。「なんで焼き物は12月なの?」と聞かれたのですが、実はパスタ教室を始めようと思ったときに、12月は何が食べたい?と夫に聞いて「カネッローニ、ラザーニェ!」と答えたことから勝手に12月はこのメニューと決めたのです。イタリアの実家では、クリスマスは肉がメインなのでパスタはこんなどっしり系食べないのですが、日本だし!今年のクリスマスに、忘年会や新年会にも役立ったらいいなあという思いをこめて焼きものパスタを、ご一緒に。

10ヶ月のチカラ

biscotti-salati実は娘が産まれて10ヶ月が過ぎました。私のお腹にいた時間よりも長く外の世界にいるなんて・・・とじーーんとしながら、すっかり大きくなった娘を抱えながらパソコンに向っております。この10ヶ月でマンマ琴美としてはマダマダだけど、対娘との関係は密になったと思う。それが嬉しくてたまらない。

しかし、壊し屋になりつつある我が子。この写真の塩クッキーも割られたし、オリーブの木鉢も、まな板も、、、、私の大事なものほど、破壊していく。なんで分かるんだろう。宝物はしまっておくべし、という新たな教訓を胸にまた頑張ろうと思う。

今の目標は、娘が今日も精一杯動いた〜〜!疲れた〜!と思えるほど遊ばせること。そして余ったパスタの捨て生地を食べずに遊べるようになってくれたらいいのになあ・・・と、マンマなつぶやきでした。