嫁入り道具を日本へ

maremma新刊本、「トスカーナのおいしい生活」を見て下さったみなさま、どうもありがとうございました。その中の1ページには、マンマロッサーナの大事な嫁入り道具が含まれています。

それがこのお皿。マンマが結婚するときに嫁入り道具として1式持たされたもの。そのお皿に合わせて、おばあちゃんが手刺繍で同じ模様のテーブルクロスを作ってくれたのだそう。もう割れてしまってお皿はたくさんないけれど、100枚のリネン同様、まだ残っている嫁入り道具。フィレンツェに帰省すると、私たちもこの食器シリーズで食事をする。だからこの模様をみると、なつかしい、ほっとする、そんな気持ちになる。あるとき、その大事な大事なものを、マンマが私にくれるといった。私は日本まで持って来れそうにないと思い、遠慮した。でも、こうやって本の中の1ページとして日本へ持ち帰れたことを私はひそかに嬉しく思っている。

追伸)今回の本の料理は全て、マンマロッサーナが作りました。私は教室でマンマの味を皆さんに伝えたいと思っていますが、これがまさに本物です!本物を見てくださいね。

写真提供/アップオン