意外な自家製の魅力

「意外な自家製の魅力。」と夫がつぶやいた。またまた分けの分からない日本語と思いながらもはっとした。その片手にあったのが私が体調を崩すほど頑張って作ったバジルペーストだったから。

いつものバジルペーストではなく、今の私が娘のために頑張った「努力のバジルペースト」なのだ。それをパスタにあえるのではなく、たっぷりパンに塗るとは許せないーーー!

そう思ったのだけど誘惑に負けて私も味見してみた。確かにおいしかった。これは、これで。「おっしゃる通りです、アナタ様。」と私も真似して作り、使い切ってしまった。「パンは焼かない方がいいよ。」とか「間にチーズを挟むといい。」などと言う夫のアドバイス。確かにその通りにするとおいしかったので、それは私の中でも意外な自家製の魅力だった。