フィレンツェから日本へ

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私たち家族にとっては大きな転機となったイタリアへの旅から帰国しました。

今回はいつものイタリア滞在と違ってフィレンツェで娘の小学校編入手続きに始まり、フィレンツェ市役所、保険事務所などへも行きました。そこで感じたのは、人の優しさ。「マンマ、イタリアって優しい人が多いね。」と娘が呟いたようにフィレンツェのお役所仕事の場では、職員が必ず同行している娘にも優しい言葉で話しかけます。世間話が多いので時間がかかるのかもしれませんが、人と人が手続きをしている温もりを感じました。

その合間に、家族大集合で海のバカンスへ行きました。トスカーナの南、カスティリオーネ・ペスカーイア。義母の故郷でもあるこの街は、毎年訪れる安定のリゾート地。親戚とも合流し、賑やかなひとときでしたが!!!事もあろうことか私はこの海で毒魚に刺されました。もう二度と裸足で海には入らないと誓ったほど、悲惨な思い出です。

帰国日が近づくほど思いは深まり、娘を連れて日本に戻りたいと思ったり、ただただ寂しい思いでいっぱいでした。そんな私の気持ちをくんで、家族がいつも以上にレストランへ連れて出してくれたり、義父は日本に帰る私に大きなペコリーノトスカーノを持たせてくれました。

フィレンツェの実家を出るとき、涙で言葉に詰まりながら話してくれた義母の姿は今も忘れられません。あまりに強烈で娘を忘れるほどでした。機内でも下の娘が笑い転げるほど涙が溢れ、帰りの車でも5歳児に励まされながら帰ってきました。

今は少し落ち着いて、フィレンツェには義母がいる。感謝しても尽くせない、本当に素敵な義母の側で暮らせることは娘の人生にはプラスになると信じることで、私も離れていても頑張ろうと思えるようになりました。

自分が思っていたより、娘との別れは辛かった。それは事実ですが、彼女のルーツであるもうひとつの国で、もうひとつの違う常識の世界で、新しい暮らしを彩る為に応援してくれる家族をはじめコトコトパスタを通じて出会った皆さまに感謝してまた一歩進んでいこうと思います。

今後ともどうぞよろしくお願いします。